ブナ林 1993年5月1日

ブナ林の春は遅い。やっと目覚めたばかりだ。ここでは典型的なブナ-スズタケ群集が見られる。
アセビに降雪 2006年4月21日

4月になっても雪に見舞われることがしばしばある。
時ならぬ雪にアセビも重たそうだ。
ブナとミツバツツジ 2000年5月6日

春の訪れはミツバツツジによってもたらされる。
ブナの大木の周囲に群生し華やかな様子だ。
キバナハナネコノメ 2007年4月8日

渓流沿いの湿ったところではネコノメソウの仲間が一足早く咲きだす。キバナハナネコノメは東海地方に分布が限られた種である。
コガネネコノメソウ 1992年4月18日

コガネネコノメソウはその名の通り黄金色の花を幾つも並べている。
トウカイスミレ 2005年4月17日

わりと早咲きで4月中旬から咲き始めるトウカイスミレ。東海地方の名前を冠した小さなスミレだ。
サクラスミレ 1994年5月7日

澄み切った空気の元でサクラスミレが微笑んでいる。ここには全体的に小振りのものが多いようだ。
シコクスミレ 2000年5月6日

太平洋側のブナ林を代表するシコクスミレ。心形の葉も美しい。
ウスギヨウラク 1997年5月5日

尾根筋ではツツジの仲間が咲き始める。花着きのよいウスギヨウラクや背後に見えるミツバツツジが明るい雰囲気を醸し出している。
ハシリドコロ 1993年5月1日

林床一面にハシリドコロが群生しているところがある。
ヤマウツボ 1997年5月5日

寄生植物のヤマウツボがこれほど群生すると無気味である。
ヤマブキ 2000年5月6日

林縁で圧倒的な輝きを放っているヤマブキの黄金色の花。
チゴユリ 1995年5月20日

林床に群落を形成するチゴユリ。その数はあまりにも多く足の踏み場も無いほどだ。
ヤマボウシ 2007年6月17日

どっしりとしたヤマボウシの木がふんだんに花をつけている。
ノハナショウブ 2007年7月8日

湿原ではノハナショウブが群生し鮮やかなものだ。
ミズチドリ 2007年7月8日

ちょうど同じ頃に湿原を彩るミズチドリはラン科の植物。白い花が清楚な感じだ。
天狗像 2007年8月12日

面ノ木ビジターセンターの天狗像。昔天狗が住んでいたと言い伝えられる天狗棚のシンボル。
コオニユリ 2007年8月12日

あちらこちらでよく眼にするコオニユリは夏の盛りに咲き出す。
ハンゴンソウ 2007年8月12日

黄色い花を咲かせるハンゴンソウ。葉の切れ込みも美しい。
エンシュウツリフネソウ 1999年9月10日

分布が限られた小振りなツリフネソウの仲間。ピンクの花が可愛らしい。
フシグロセンノウ 2006年8月21日

鮮やかな朱赤色の花は異彩を放っている。
オオモミジガサ 2007年8月12日

渓流沿で大きな掌状の葉をつけたオオモミジガサの花を見つけた。
ミヤマツチトリモチ 1992年8月15日

キノコのように見える変わった顕花植物でカエデ類などの根に寄生している。
オオキツネノカミソリ 2006年8月21日

面ノ木峠より少し下ったところにオオキツネノカミソリの群生地がある。その様子は圧巻である。 
トモエシオガマ 1997年9月27日

美しい花をつけるトモエシオガマは秋の花。先端部にねじれた花がまとまってついている。
カワチブシ 1999年9月10日

分類が難しいトリカブトの仲間。紫色の花が目立っている。
ユウガギク 1999年9月10日

面ノ木園地での群生状況。あまりの凄さに驚かされる。
マツムシソウ 2007年9月24日

面ノ木園地ではマツムシソウも群生して競っている。
ツチアケビの実 1999年9月10日

ところどころで真っ赤に熟したツチアケビの実が散見される。
ツタウルシの紅葉 1997年10月25日

紅葉のグラデーションがあまりにも見事だ。
ツキヨタケ 1992年10月25日。

ブナの古木に群生するツキヨタケは暗くなると青白く光るキノコ。シイタケなどと混同しやすく有毒なので注意が必要だ。
シノブ 1986年10月19日

ブナの古木につくシノブも美しく紅葉している。
ヤドリギ 1998年11月3日

ミズナラの古木に寄生するヤドリギ。木々が葉を落とす頃にその姿があらわになる。
ヤマラッキョウ 1996年10月19日

湿原では最後を彩るヤマラッキョウが咲き出した。
ユキザサ 2002年10月13日

ブナ林床で秋の日差しを浴びて輝くユキザサの果実。
カエデの紅葉 1998年11月3日

ブナ林帯にはカエデの仲間が多く、その紅葉の美しさは筆舌に尽くしがたいものがある。
ブナの黄葉 1997年11月3日

ブナの葉は黄色に変わる。白い幹と相まって美しさをより引き出している。
紅葉の天狗棚 2003年11月2日

紅葉のクライマックスを迎えた天狗棚の絶景。